心がけること
トレーダーである以上、損失は避けられない。しかし、どれだけ損するかは選ぶことができる。
ルールに従うことに集中する
自分は何をコントロールできるか
- トレード前
- 何を買うか
- どれだけ買うか
- いつ買うか
- トレード中
- いつ売るか
テンバガーを狙わない
- 40% のリターン×2回 = 96%のリターン
- 20% のリターン×4回 = 107%のリターン
- 10% のリターン×12回 = 214%のリターン
ポジションサイズ/損切/利確
- とるリスクは総資金の1.25-2.50%
- 損切の逆指値は最大で仕掛値から10%
- 損失は平均で5-6%を超えない
- 1ポジションに総資金の50%以上は絶対に投資しない
- 最も良い銘柄では最適な20-25%のポジションを目指す
- 小資金のうちは4-5銘柄まで。資金が増えたとしても合計で10-12銘柄を超えない。
利確:平均損失率の倍の利益率を目指す
勝率が40%: 利益20% 損失10% が最高効率
勝率が50%: 利益48% 損失24%が最高効率
難しいとき、調子が悪いときは、リスクの幅を小さくする
利確資金の再投資はしない?
現金から、ポジションを持つときには含みが出るまで、株数も銘柄数も増やさない
25%の1/4 = 5% 位の資金から打診買い
ある程度(15%以上)の含み益がない場合、決算を持ち越さない
損切のテクニック
分割逆指値を使用し、平均で5-6%となるような損失に抑える
ブレイク後の逆指値
「設定したリスク(損失値)の3倍」かつ「平均利益」を超えたタイミングで、損益0点に逆指値を設定する
買い増し
設定損失額が同じになるように、建て増し+逆指値設定を行う
利確のテクニック
平均利益の倍になった時点で半分利確する
残りの半分の利確
- 購入時のPERをメモしておき、そのPERの倍になったら注意する
- ベースの数を見る
- クライマックストップ:1-3週間で25-50%の上昇、5-10日で70-80%の上昇
- 増益率の減速
銘柄選択の方法:テクニカル
第二ステージの判断:トレンドテンプレート
- 現在の株価は52週安値よりも、少なくとも30%高い。(最も良い候補の多くは底固めの期間を抜けて大きく上昇する前に、52週安値から100-300%、あるいはそれ以上も上げている)
- 現在の株価は52週高値から少なくとも25%以内にある(新高値に近いほど良い)
- 株価は150及び200日移動平均線を上回っている
- 150日移動平均線が200日移動平均線を上回っている
- 200日移動平均線は少なくとも1か月(望ましくは4,5か月)上昇トレンドである
- 50日移動平均線は、150日移動平均線と200日移動平均線を上回っている
- 現在の株価は50日移動平均線を上回っている
- レラティブストレングスのランキングは70以上、望ましくは80-90台
銘柄選択の方法:ファンダメンタル
共通
- 業績予想を上回る
- 過去2-3四半期から利益がかなり伸びている会社(20%-40%、強気相場では40%-)
共通2
- 売上高営業利益率10%以上
- オーナー企業
- 上場2か月-5年
先導株
- 競争優位性はどこか
- そのビジネスモデルは拡大していけるのか
これらの会社は絶えずコンセンサスを上回らなければならない
業績回復銘柄
- 直近の2-3四半期に利益が100%以上伸びていて、過去の増益率と比較して劇的に良くなっている
銘柄INのタイミング
ベースからのブレイクアウト後にはいる
ベースにはふるい落としが少なくとも1回あった後の方が良い
ふるい落とし後には、出来高を伴って急騰すると機関投資家の存在の可能性があるため、なおよし
ベースは、以下のようなパターンがある
- VCP
- ボラリティがだんだん低下してくる(2-6回)
- ブレイクアウト後は
- 初めの数日間は出来高が増える
- 2-3にはほとんど抵抗なく上げる
- 自然な反落が起きる。最初の上昇トレンドと比較して出来高は少ない
- 反落から遅くとも2週間以内に上げに戻る
- 3C
- カップ-チート-ハンドルからなる
- チートから打診買いを始める
- カップ-チート-ハンドルからなる
ベースブレイク後の観察
ブレイクアウトの真偽
- ブレイクアウト後には、20日移動平均線を下回って引けることはほとんどないはず
- 最初の1-2週間の上昇期間で、上げ日数>下げ日数となる
- 押しの後に大きく上昇する
- 安く引ける日よりも、高く引ける日の方が多い
- ブレイク失敗の可能性:3日続けて安値を切り下げる(3日以上切り下げ、さらに出来高を伴うとより悪い)
MVP指標:さらに上げていく指標
押しまたは、ベース形成時に買うようにする
ただし、上昇の後期ステージの場合には売り指標である
- M モメンタム 15日のうち12日で値を上げる
- V 出来高 その15日間に出来高が25%以上増える
- P 株価 その15日間に20%以上上昇
成長株の株価推移 (成 P.90-)
第一ステージから第二ステージの転換判断
- 株価が150日及び、200日移動平均線を上回っている
- 150日が200日移動平均線を上回っている
- 200日移動平均線は上向き
- 高値と安値が切りあがっている(52週安値から少なくとも25-30%上昇)
- 上昇の時に急増する出来高が押し目の時には対照的に少なくなる
- 商いを伴って下落した州よりも、商いを伴って上昇した週の方が多い
第二ステージの過程判断
- トレンド中にはベースが3-5つ形成される
第一ステージ
- 株価横ばい
- 200日(40週)移動平均線の近くで上下、トレンドはない
- 第4ステージに株価が下げた後に、このステージに入ることがよくある
- 通常、出来高は減って、前の第4ステージと比べても少なくなる
第二ステージ
- 株価は200日移動平均線を上回っている
- 200日移動平均線自体も上昇トレンドである
- 150日移動平均線が200日移動平均線を上回っている
- 株価は高値と安値を階段状に切り上げることで、明らかな上昇トレンドであると分かる
- 短期の移動平均線は長期の移動平均線を上回っている
- 株価が大きく上昇する日や週には出来高が急増し、通常の押し目の期間では、対照的に出来高が減る
- 平均以上の出来高の時には、下落する日や週よりも上昇する日や週のほうが多い
第三ステージ
- 株価は今までよりも変動幅が大きく不安定になりボラリティが高まる。全体的に株価は上昇していて、第2ステージと似たパターンに見えても、株価の動きははるかに不規則になる。
- 通常は出来高を伴って大きく下にブレイクする。しばしば、第二ステージの上昇が始まって以来、1日で最大の下げ幅になる。週足チャート上では、その株の上昇が始まって以来最大の週足の下げになるかもしれない。この株価の急落はほとんど常に出来高の急増を伴う
- 株価は200日移動平均線を下抜くかもしれない。第3ステージにある多くの銘柄は200日移動平均線を数回上下し、200日移動平均線近辺でボラリティが高まる
- 200日移動平均線は上方への勢いを失って横向きになり、やがて下降トレンドに転換する
第四ステージ
- 株価は200日移動平均線を下回っている
- 200日移動平均線は第3ステージでは平らか下向きになり始めていたが、今や明らかな下降トレンドである
- 株価は52週安値を付けているか、そこに近い
- 株価のパターンは、安値と高値の切り下げが階段状に続く
- 短期の移動平均線は長期の移動平均線を下回っている
- 株価が大きく下落する日や週には出来高が急増し、戻りでは対照的に出来高が減る
- 上昇する日や週よりも下落する日や週の時に、平均以上の出来高になることが多い
その他
IPOの場合
- 上場後2か月は触らない
- 第1ベースが形成されるまで待つ
自己流
- 全銘柄からSBIで、時価総額500億以下かつ、52週安値高値のミネルヴィニスクリーニング、売上成長率+0以上でスクリーニング
- 四半期営業利益成長率、オーナー会社か否かから、200社以下にスクリーニング
- トレンドテンプレートを使用してスクリーニング
- 四半期営業利益利益率からさらに10社程度にスクリーニング
- チャートの上昇形状から買い時を判断
- 個別調査で買っていいか最終判断
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