銘柄分析ノート:(2335)キューブシステム

投資

銘柄分析のサマリー

野村総研とかかわりが深い(野村総研が主要顧客で、社長が野村総研出身)SI系企業です。

創業49年、年平均成長率5.2%で手堅く成長し続けている会社のようです。

複数の大手と長期の関係を築いており、これらの企業からの受託案件により安定的な売上が見込めることは、この会社の強みであると考えます。

今後は、AIやブロックチェーンを活用した企画型のビジネスを進めていく計画となっています。

DX銘柄であり、上記新規事業にも左右されるでしょうが、今後も安定的な成長が実現可能なのではと考えます。

9月末前後は配当権利付き日のため、株価の動向を見て買っていこうと考えます。

会社の概要

野村総研とかかわりが深い(野村総研が主要顧客で、社長が野村総研出身)SI系企業です。

時価総額170億円・売上高140億円程度となります。

創業49年、年平均成長率5.2%で手堅く成長し続けている会社のようです。

IR資料には、CSR活動やSDGsについての記載もあり、この辺からも手堅さを感じます。

事業

NRIや富士通グループなどの大手を通じて受託する案件が大半を占めているようです。

複数の大手と長期の関係を築いており安定的な売上が見込めることは、この会社の強みであると考えます。

サービス発注者自体は金融をメインとして多様な業種に分かれています。

今後の事業

強固な顧客基盤を有する一方で、さらなる成長のためにAI・ブロックチェーンといった技術を使用し、企画型のビジネスを実施する予定のようです。

この領域は、顔認証システムや、コンビニの食品ロス低減などが検討されているようです。

AI部分は他社と提携して実施していくようですが、AI分野等のレッドオーシャンに受託型で企画力や提案型営業力が未知数のキューブシステムがどの程度売上を上げていけるかは注視が必要でしょうか。

業績の推移

20年第一四半期の売上は、コロナや小自税対応案件の終息等があったようですが、前年同期比0.2%減で横ばいです。

一方で、営業利益は同141.3%ですが、不採算案件の解消や、コスト抑制によるもののようです。

引用元:バフェットコード

株価の推移

デジタル銘柄という事もあってコロナショックの底から右肩上がりになっており、直近では移動平均線上での調整が終わったのか9/8から一段高になっています。

9月末が配当権利付き最終日となっています。

昨年度は9月頭から上昇を開始し、権利付き後数日で9月頭の水準に戻っていることから、配当前後の推移に注意していきたいと思います。

参考資料

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2335/ir_material3/147425/00.pdf

※ご注意
この記事の情報の内容の正当性、有効性、正確性について保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねます。株式売買は自己責任に基づいて、ご判断下さい。

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